強く、正しく、のびのびと
~卒業生からのメッセージ~
1997年から2005年まで
宮古島の下地町町議会議員を務めた
小夜子さん を紹介します。
Q:あなたの夢を教えてください。
子どもたちが「強く、正しく、のびのび」と心豊かに成長する元気な地域社会をつくることです。そのためには、仕事と子育てに日々奮闘する若いお父さん、お母さんを支えていきたい!まずは自分自身が「生涯青春」で全体人間を目指して学び続けたいですね!!
Q:議員になったきっかけ、議員時代に取り組んできたこと、これから取り組んでいきたいことについて教えてください。
10年間、保育所や幼稚園に勤務した経験と婦人会活動の中で、行政とのパイプ役がどうしても必要だと痛感していました。元保護者の方や婦人会員からの強い要望もあり、勇気を出して出馬しました。議員時代には、子育て支援、教員と福祉の充実に力を入れました。ブックスタート事業、乳幼児医療費の無料化、宮古上布の原料である苧麻の栽培と糸績みへの補助金、町・職員の試験採用などの実現、各分野への女性登用の推進などを行いました。これからは、子育て中の人たちの役に立ちたいと思っています。地域での絵本の読み聞かせや、昔の歌や遊びの伝承やその他いろいろな相談役になりたいです。また、男女・共同参画社会づくりに取り組んでいきたいです。
Q:沖女に入学したきっかけ又は沖女での学生生活の思い出を教えてください。
宮古島多良間村の貧乏子沢山(兄弟・姉妹7名)の農家で育ったので、公務員や学校の先生に憧れていました。早く就職ができ、保育士や幼稚園教諭になり祝祭日が休みで給料がもらえる可能性のある児童教育学科(2部)に入学しました。貧しい学生生活でした。お腹はすくし、昼間は仕事をしていたので仕事の疲れで居眠りばかりしていた事、本を買うお金がなかったことを思い出します。それでも「保育士の資格と幼稚園教諭の免許は必ず取得するぞ!」と希望に燃えていました。
Q:沖女で学んでよかったことは?
すばらしい先生方に出会えたことです。特に前学長の砂川朝信先生、名誉教授の鎌田佐多子先生、先輩で同僚でもあった真栄城栄子先生、尊敬しています。沖女の付属幼稚園で働いたこと、居眠りしながらでも学んできたことが私の命のどこかに残っていて、人生の肥やしになっています。母校・沖女を誇りに思っています。ありがとう!!
Q:在学生へメッセージをお願いします!
悩み多き青春時代を、現実社会の中でもみくちゃにされながらも「努力は裏切らない」と信じて、チャレンジ精神「桜・梅・桃・季」で自分らしく輝いてください。
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